2014年11月3日月曜日

派遣前研修(4)安全対策・異文化コミュニケーション

こんにちは。
AYAMEです。

連休中も研修はあります。
研修中は、色々な経験をされている方々が講師として講義をしてくださいます。

■安全対策
「命が一番大切!」(=抵抗しない、金品を渡す、逃げる…など)

私は、イギリスの鉄道で避難指示を出されたり、スイスでカメラを盗まれたり、オマーンで警察にカメラ没収されそうになったり、ドバイのタクシーでぼったくられたり、フィリピンの入国審査でワイロを迫られたり…すぐに思いつくだけでも色々な経験をしてきましたが、幸いなことに命の危険に晒されたことはありません。

様々な事例を聞いていて、何事も命には変えられないと思いました。
少し高くても安全なタクシーを利用する(出迎えを装った詐欺にも注意)、鍵を購入してドアを厳重に施錠する(強盗だけではなく訪問者にも注意)、知らない人におごってもらわない(睡眠薬に注意)、など自分の身は自分で守らなくてはいけないと痛感しました。

■異文化コミュニケーション
「固定観念(思い込み)に捕われるな!」(=言語の背景にある文化を理解する)

欧米のドラマを観ているとよく「I love you」と言っていますよね。
それに影響され、お相手に「愛してるって言って!」というのは日本語の文化においては野暮なお願いです。
日本語は、ハイコンテクスト(言葉にしなくても伝わる、行間を読む)の文化だから、言葉にすると軽くなるそうです。
日本語母語話者のお相手に愛をささやいてもらえない皆さん、安心してください。
そこに愛はあります。

海外で日本語を教える場合には、そのような文化も一緒に教える必要があるということをゲームなどを通して体験しました。

※余談ですが、講義中にエスペラント語の話題が出ました。
エスペラント語は文化がないから浸透しなかったとのこと。
私は、文化がないからこそ、お互いの文化を平等につなぐ役割を担えるのではないかなと思うのですが、そこら辺はもう少し勉強したいと思います。

―――
本日の講義、2コマそれぞれ別の講師の方が担当でしたが、両方ともとても面白かったです。
その理由を分析してみました。
まず、具体例(体験談)が豊富でした。
そして、時々クイズ形式にして聴く側に頭を使わせていました。
これは、私たちが教壇に立つ側になる時にとても参考になる講義方法だなと思いました。


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